【2025年2月末】保有株式（日本株・外国株）と平均取得単価

ここでは、私自身が運用している法人口座の2025年2月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.03.08

【2025年3月】株式取引履歴（日本株・外国株）（都度更新）

この記事では、2025年3月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．25年2月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．25年2月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

25年2月の日本株や米国株は、前半は横ばい、後半は調整の値動きとなっていました。

日米の株式市場が2月中盤より軟調な値動きとなった背景としては、トランプ大統領の関税政策（相互関税や自動車への関税導入など）が挙げられるでしょう。

いわゆるマグニフィセント・セブン銘柄も全て調整の値動きとなっており、これらの銘柄との相関が強いアドバンテストや東京エレクトロン、ディスコ、などといった日本の銘柄も大きく調整しています。

また、関税の影響が大きいと考えられる日本の自動車株も軟調で、直近ではトランプ大統領による円安ドル高へのけん制とも言えるような発言もあり、まさに泣きっ面に蜂といった状況です。

ここで、25年2月のパフォーマンスを業種別に見てみると、最も低調だったのは「機械」のマイナス8.41%で、次いで「自動車・輸送機」のマイナス6.77%、「小売」のマイナス6.40%となっていました。

この「機械」や「小売」の低いパフォーマンスは、世界的な景気減速や、インフレによる内需の弱さを懸念してのものと思われてなりません。

また、足元では日本株よりも、欧州の軍需産業や中国のハイテク産業、などを選好する動きも見られます。

そして、米国株は依然として割高なため、さらなる調整があるかもしれませんが、日本株に関しては、悲観が過ぎるように思われます。

日本は未だ低金利環境にあることや、M&AやMBOなどの増加、積極的な株主還元、などの強気要因があり、半導体の素材関連や内需関連など、個別で見ても競争力があり割安な銘柄が数多く散見されます。

米国の関税政策も、前回のトランプ政権時と同様に、喉元過ぎればとなる可能性も高く、今は耐え時ではないかと考えています。