【2025年10月末】保有株式（日本株・外国株）と平均取得単価

ここでは、私自身が運用している法人口座の2025年9月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.11.08

【2025年11月】株式取引履歴（日本株・外国株）（都度更新）

この記事では、2025年11月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．25年10月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．25年10月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

25年10月も、日米の株価指数は史上最高値を更新するなど、強い値動きでした。

特に、日経平均株価は1ヵ月間で16.6％もの上昇と群を抜いていましたが、この背景としては、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、レーザーテックなど、AIや半導体関連銘柄の株価上昇が大きく寄与したと言えます。

また、米国でもAI関連企業による、データセンターへの巨額投資が次々と発表されており、株価も堅調ですが、依然として巨額の投資に見合う収益を上げられていないことから、一部ではバブルとの声も聞かれます。

大規模言語モデル（LLM）では、性能の向上が頭打ちになりつつありますが、最近ではフィジカルAI（物理空間でAIが自立的にに複雑な業務を行う）への期待がより高まっており、工場や自動運転などで、フィジカルAIが実装されるようになれば、収益化への道も見えてきそうです。

あとは、AI技術が莫大な投資に見合う収益を上げるようになるまでの時間軸の問題と言えそうで、それまでAI関連銘柄の高い期待感が持続するかどうかにかかってきそうです。

一方で、あまり長く時間がかかるようだと、中国などが低コストで同等の性能を持つAIを先に普及させてしまう可能性も生じてきます。

既に巨額となっているオープンAIやアンソロピックなどの評価額が正当化されるかは疑問ですが、それらの技術を活用して、工場や物流を上手く効率化できるような企業にはまだまだ勝機がありそうです。

そして、これだけ日本株が上昇しても、AI関連以外に好業績であったり、割安だったりする銘柄が散見されます。

今月は、AI関連銘柄の上昇の波にはほとんど乗れませんでしたが、いずれそれらが調整した際に、他の銘柄に見直し買いが入ることを期待したいところです。