【2025年5月末】保有株式（日本株・外国株）と平均取得単価

ここでは、私自身が運用している法人口座の2025年5月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.06.30

【2025年6月】株式取引履歴（日本株・外国株）

この記事では、2025年6月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．25年5月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．25年5月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

5月は、日米の株式市場ともに堅調で、4月初めの急落前の水準を回復するような値動きとなりました。

正直、ここまでの急回復は想定外でしたが、海外投資家が5月25～31日の週まで9週連続で買い越し（累計で約6兆5000億円）たのも大きな要因と思われます。

さて、5月の運用成績はプラス4.4%とTOPIXのプラス5.0%に対して、2025年に入ってから月間で初めてTOPIXを下回る結果となりました。

これは、急回復する途上で利益確定と現金余力の確保を急いだため、相場の上昇に十分には乗れなかったのが主な要因だと考えています。

そして、今後についてですが、トランプ政権は多くの国に対して、7月9日以降、少なくとも10％の関税を上乗せすることになると思われます。

そうなると、その影響がはっきりと現れるのは、7-9月期決算が発表される10月以降となり、景気や企業業績は年後半にかけて下振れする可能性が高そうです。

ただ、日本株は上述した海外投資家の買い以外にも、過去最高水準の自社株買いなどもあり、比較的底堅い展開となるのではないでしょうか。

ですから、世界的に不透明感が強い状況は続きそうですが、日本株については、年後半にかけての押し目買いを狙いたいところです。

一方で、米国は景気後退が鮮明なものとなれば、利下げによる金融緩和の余地が大きいことや、膨大な額の待機資金が滞留していることもあり、そのような状況下では、むしろハイテク関連のような一部の銘柄でバブルが発生することも考えられます。

とはいえ、そういった米国株は既に割高な銘柄も多く、世界経済のデカップリングが進展していきそうな状況を踏まえると、なかなか強気にはなりづらく、米国株への対応は悩ましいところですが、とりあえず、こちらも現金余力を高め、好機を狙うようなスタンスでいます。