【2025年9月末】保有株式（日本株・外国株）と平均取得単価

ここでは、私自身が運用している法人口座の2025年9月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.10.31

【2025年10月】株式取引履歴（日本株・外国株）

この記事では、2025年10月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．25年9月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．25年9月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

25年9月も日米の株式市場は強く、最高値を何度も更新するような値動きが見られました。

9月の運用成績は、TOPIXのプラス2.0%を上回るプラス2.4%でしたが、日経平均はプラス5.2%と大きな上昇をしていました。

この日経平均とTOPIXの乖離の大きな要因としては、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、レーザーテックといったAI・半導体関連銘柄の値嵩株が特に上昇したことが挙げられるでしょう。

言うまでもなく、AIの進化には目を見張るものがあり、世界中の投資家たちがその関連銘柄に投資するのも理解できるところです。

ただ、AI、特に大規模言語モデル（LLM）への莫大な投資が、それに見合う収益につながるのか等の懸念もあり、それは未だ払拭できていないように思われます。

一方で、オープンAI、アルファベット、アンソロピックなどが競うAIの性能は、横並びで頭打ちになりつつあります。

また、話題にのぼることの多いAIエージェントも、依然として張りぼての域を出ていない印象です。

そして、各社のAIへの投資は未だに衰えることなく、チキンレースの様相を呈しているように見えますし、エヌビディアによるオープンAIへの最大1000億ドルの投資や、AI向けクラウドを手掛けるコアウィーブへの投資などは、投資の循環に過ぎないとも言えます。

ですから、AIへの過度な期待が剝落することになれば、AIブームがハードランディングする可能性も否めません。

それがいつになるかは分かりませんが、現在はAIブームが形成される最中にあるのかもしれないということは、念頭に置いておいてもよいでしょう。