【2025年7月末】保有株式（日本株・外国株）と平均取得単価

ここでは、私自身が運用している法人口座の2025年7月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.08.28

【2025年8月】株式取引履歴（日本株・外国株）

この記事では、2025年8月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．25年7月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．25年7月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

7月も、日米の株式市場は堅調な値動きとなりましたが、7月の運用成績はプラス5.49％で、TOPIXのプラス3.16％を上回る結果となりました。

例によって7月のパフォーマンスを業種別で見てみると、「鉄鋼・非鉄」がプラス10.17％と大きく上昇した他は、TOPIXを上回ったのは、「エネルギー資源」のプラス5.25％、「電力・ガス」のプラス4.88％、「銀行」のプラス3.78％の3業種のみでした。

ポートフォリオに占める上記業種の比率を見ても、「電力・ガス」が5％程度を占める他は、いずれも3～4％ほどで、実際に保有している「鉄鋼・非鉄」銘柄が大きく上がったというわけでもありませんでした。

また、ポートフォリオで13.3％と最大を占める「不動産」の7月のパフォーマンスは、マイナス1.9％と下から2番目でした。

そうなると、TOPIXをアウトパフォームした要因は、業種によるものではなく、個別銘柄によるものであった可能性が高いと考えられます。

これまでは業種による影響もそれなりにあったように思われるので、何か相場の質が変化したように感じます。

日銀は7月31日に、政策金利の0.5％据え置きと、金融政策の現状維持を決定していましたが、先進国の中でも高い水準となっている日本の物価上昇率を考えると、どこかで利上げをすることになりそうです。

また、参院選での与党大敗により、財政拡張傾向が強まることへの懸念から、長期金利にも上昇圧力がかかってくるでしょう。

そうした金利上昇リスクなどから、投資家が銘柄選別を厳格化しているのかもしれません。

昨今は、世界株や米国株のインデックス・ファンドをドルコスト平均法で購入するのが多数派ですが、少数の銘柄がインデックスの少なくない割合を占めるようになっています。

そうしたインデックスは加重平均のものが好まれるため、インデックス・ファンドを買うことは時価総額が大きい少数の銘柄に賭けるという意味合いがより強まってきています。

こうした動きはそう簡単には終わらないのでしょうが、とにかくインデックスを買っておけば上手くいくという時代は終わりを迎えつつあるような気がしています。