精神科医による辛口投資論

ここでは、私自身が運用している法人口座の2024年12月末時点における、日本株と外国株それぞれの保有株式と各銘柄の平均取得単価（手数料込み）を公開しています。

具体的な保有株数は非公開としていますが、概ね各銘柄へ均等額に近いイメージで投資しています。

イメージというのは、強気の銘柄に対してはウェイトを高めたり、自信の持ていない銘柄や様子見の銘柄に対しては試し玉として少量で購入したりすることがあるためです。

最後の総括では、その月に考えていたことや、今後の方針などについて触れています。

また、最新の取引履歴については、次の記事をご参照ください。

2025.01.11

【2025年1月】株式取引履歴（日本株・外国株）（都度更新）

この記事では、2025年1月に取引を行った銘柄について、その銘柄名と取得単価を簡単なコメントとともに、取引後から数日以内を目安にその都度、公開しています。...

なお、言うまでもないかもしれませんが、売買は自己責任でお願いいたします。

1．24年12月末時点での保有株式（日本株）と平均取得単価

まずは、日本株の方からです。

2．24年12月末時点での保有株式（外国株）と平均取得単価

続いて、外国株になります。外国株に関してはティッカーシンボルのみの表記としていることもあり、銘柄名に代えて、各銘柄のセクターや概要を補足に記載しています。

3．総括

24年12月は、日本株は方向感に乏しい値動きとなった一方、米国株は軟調な値動きでした。

日本株の方が相対的に強かったのは、円安の進行によるものが大きいと思われますが、米国株が軟調な値動きとなったのは米長期金利の上昇によるところが大きそうです。

さて、12月のパフォーマンスは、TOPIXをやや下回る結果となり、2024年の1年間でもTOPIXをわずかに（0.03％）下回る結果となってしまいました。

12月の日本株を業種別に見てみると、「自動車・輸送機」の値上がりが16.6％と飛び抜けて大きく、値下がりが目立ったのは、「電力・ガス」のマイナス2.6％、「医薬品」のマイナス1.9％でした。

自動車関連株の組み込みがかなり少ないことや、データセンターや半導体工場などによる需要増を見込んで電力・ガス関連をある程度保有しているのが響いた格好となりました。

年間でTOPIXを下回り、忸怩たる思いですが、これを糧に精進していきたい所存です。

敗軍の将、兵を語らず、ということで、今回はこの辺にしておこうと思います。